後の彼とのLINEの会話での言葉を借りるなら、
私たちの関係は、
なるべくして、なった… と。
私の言い訳は、違った。
事故…
それも、計画的な事故…
まるで、”当たり屋” …
主人との関係がおかしくなってから、自分が壊れていった。そして、してはいけない相手と恋におち、約一年で終わりを迎えてしまったが、心は簡単に終われていない…>_<
後の彼とのLINEの会話での言葉を借りるなら、
私たちの関係は、
なるべくして、なった… と。
私の言い訳は、違った。
事故…
それも、計画的な事故…
まるで、”当たり屋” …
温泉を出てから、
彼が予約しておいた食事をスーパーで受け取り、彼の住む社宅へ。
一応、社宅に入る私は、見られたらマズいであろうから、少しだけ緊張した。
幸い、誰とも会わずに、彼の部屋の扉を閉めることが出来た。
単身であるが、家族用社宅であったため、確かに何もない空き部屋があった。
私のために用意してくれた一組の布団が、たたまれておいてあったが…
仕切りを取り払い、二部屋続きにしてあった広い部屋の窓辺にシングルベットがあり、その真正面にテレビ、テーブル、座椅子が二つ…
待ちに待った二人飲みタイムが始まった…
彼は、いろんなものを用意してくれていた。
活きの良い魚介も、自ら料ってくれた…
彼は缶ビール、私は酎ハイ…
美味しいつまみに、開放感…
たくさん食べて、飲んで、
いろんな話をした。
誰の目を気にしなくていい空間、
帰宅を気にしなくていい気楽感、
いつもは、自らをあまり語らない彼が、意外にも、聞いたらいろんなことに答えてくれた。
不思議な時間に思った…
なぜか、お互いを数に入れた関係した異性の数を同時に告白しあった…!
…
決して、甘い雰囲気ではなかったけど、
この人に抱かれるんだ…と確信した。
長い時間をかけてだか、お互い、相当飲んだ。
そして、いつしか、お休みタイムに。
私が席を離れている間に、ベットの下に布団が敷かれであった…
『隣りの部屋じゃないの?』
と、しらじらしい私。
『エアコンは、この部屋しかないから。』
と、彼。
どうしようか、悩んだが…
電気を消した部屋の敷かれた布団に横になった…
彼が何か言ったような…
聞き取れなかったが、彼のベットに上がってしまった…
彼の手が、わたしを抱き寄せてくれて…
くちびるを重ねた…
彼の風態に似合わず、優しいキスだった…
今までにない気持ちのいいキスだった…
それからの二人は、生まれたままの姿になり、求めあった…
そう、お互いの数、現実にするために
…
当日が来た。
いつものように、何事もない素振りで仕事に出た。
荷物は、最小限。
サークル活動旅行での外泊は今までもあったが、今回は、彼と面識のある上の子に、
『サークルのノリで、Y君の所に遊びに行くことになったから。』
と、嘘はない?事実を告げていた。
仕事中は、早く時計の針が進まないかと、何度も時計を見上げた。
仕事終了!
さて、彼の元へ。
この時の【彼】とは、まだ単なる三人称の意。
仕事場から、自宅を通り過ぎ、電車に乗った。
そして、彼が手配してくれた交通手段に乗り換え、約1時間後、彼のいる地に着いてしまった…
彼が迎えに来てくれていた。
『ようこそ!』
と、彼。
『来ちゃった!』
と、私。
彼の車で、その地の観光名所をドライブした。
最後に、観光ホテルの温泉に寄った…
一人温泉につかり、洗い場の鏡に映るくずれた我が身を見ながら…
どうなるかな…?
と。