主人との関係がおかしくなってから、自分が壊れていった。そして、してはいけない相手と恋におち、約一年で終わりを迎えてしまったが、心は簡単に終われていない…>_<
予約…
以前から、行ってみたい宿があった。 特定の誰かとと、思っていたわけではないが、今の身の丈に合った中でも、贅沢な宿。 広いお部屋に、内風呂、露天風呂が付いている。 食事は懐石料理で、飲み物代は一切かからない。 しばらく、この宿のことは忘れていたが、彼との逢瀬を考えていたら、思い出した。 そして、思い... 続きをみる
好きなワケ…
今は、まだ、彼とこういう関係になって一ヶ月にも満たない時期であるから、二人は盛り上がっていると言えよう。 夜は、毎日、LINEでの1〜2時間の会話をしている。 今朝に限っては、朝も30分程、LINEで繋がっていた。 でも、ふと、考えてしまう時がある… いったい、彼のどこがいいんだろう…? 彼のどこ... 続きをみる
彼のポリシー…
彼は、出張休暇を終え、単身赴任先へ戻って行った。 奥様とは、シタのかなぁ…と、考えても仕方のない事を考えてしまう。 婚外恋愛をバレずに上手くするためには、逆に夫婦生活もした方がいいとどこかで聞いたが… これは、オンナとオトコの違いであろうか… それとも、私がおかしいのか? 私と主人の亀裂の入ってい... 続きをみる
乙女の羞恥…
恋をすると、こんなにまで変わるのか…?と、自分でも笑えるくらいに乙女になってしまう… 彼に嫌われたくない… ×の悦びを貪欲に求めてしまう私をひいてしまわないだろうか…? そんなことが、頭を過ぎった… ×××てしまう声さえ、聞かれるのが恥ずかしかった… 彼と×を重ねるのは二回目だか、まだまだ恥ずかし... 続きをみる
二人の空間…
やっと二人だけの空間に来れた… いつ誰に見られているかわからないからと、外では絶対イチャつかない約束から解かれた… 10日間待ったその時だった。 私は、すぐにでも、彼に触れたかった… でも、彼の冷静な態度が、私を固まらせた。 そして、その部屋も、私を固まらせた。 狭い部屋の三分の二がベットに占領さ... 続きをみる
初めてのデート…
彼が、出張に休暇を加えて、帰ってきた。 私が、単身赴任先を訪ねてから、10日が経っていた。 もちろん、会う約束をしていた。 彼が自宅に戻る前に会いたかった… 彼と奥様の夫婦生活なんて、聞くことは出来ないが、夫婦が顔を合わす前に、私と会って欲しかった。 彼は、6時頃には、仕事が終わる予定とのこと。 ... 続きをみる
彼氏…
それから、数日、お互いの感情を言うことはなく、オリンピックで盛り上がるLINEが続いた。 繋がる言い訳があって、オリンピックに感謝した。 彼の元からかえってきて、5日目。 どちらともなく、年甲斐もなく、毎日LINEで盛り上がっている現状について、話した… 付き合い始めた若者みたいだね! 若返ってる... 続きをみる
恋心…
見送る彼が見えなくなると、心が揺れ出した… しかし、余韻にひたるそんな私を酷い乗り物酔いが襲ってきた。 30分もしないうちに、トイレで胃の中の物を全て嘔吐した。 その後は、寝不足と疲れも加わり、幸いにも苦しまずに眠りにつけた。 電車を乗り継いで、一番大きな駅で寄り道をする事にした。 帰りたくなかっ... 続きをみる
平静…
トイレから戻ると、彼も目を開けていた。 彼の元へ寄り添いたい気持ちを、朝陽が邪魔をした… 明るくなった部屋では、昨夜の事故は終わっているのだ… 寂しいような… でも、引きずらないためには… と、平静を保って、 『おはよっ』 と、挨拶した。 残念ながら、彼も私を引き寄せてはくれなかった… やっぱり、... 続きをみる
寝息…
彼の寝息が聞こえてきた頃、 私はベットから降りて、敷いてもらった布団に横になった。 あぁ、しちゃった… と、舌を出してる自分と、そわそわしている自分がいた。 スマホの画面を確認したら、午前3時を過ぎていた。 彼の寝息を聞きながら、私もいつしか、眠りについていた。 それから、数時間後、天窓からの差し... 続きをみる
×わり…
彼は、私の身体を優しさを持って×××××た… こうなる時を、再会してから、どこかで待っていたのかもしれない… どうなってもいいと、思ってはいたが、 二人を取り巻く環境や、今後も長く活動仲間として付き合っていかねばならない関係故に、理性が一線を引いていたはずだった… なのに、私は、彼と本能で接してい... 続きをみる
当たり屋…
後の彼とのLINEの会話での言葉を借りるなら、 私たちの関係は、 なるべくして、なった… と。 私の言い訳は、違った。 事故… それも、計画的な事故… まるで、”当たり屋” …
社宅へ…
温泉を出てから、 彼が予約しておいた食事をスーパーで受け取り、彼の住む社宅へ。 一応、社宅に入る私は、見られたらマズいであろうから、少しだけ緊張した。 幸い、誰とも会わずに、彼の部屋の扉を閉めることが出来た。 単身であるが、家族用社宅であったため、確かに何もない空き部屋があった。 私のために用意し... 続きをみる
赴任先の地へ…
当日が来た。 いつものように、何事もない素振りで仕事に出た。 荷物は、最小限。 サークル活動旅行での外泊は今までもあったが、今回は、彼と面識のある上の子に、 『サークルのノリで、Y君の所に遊びに行くことになったから。』 と、嘘はない?事実を告げていた。 仕事中は、早く時計の針が進まないかと、何度も... 続きをみる
単身赴任先…
単身赴任以来、一週間に一度は、LINEでたわいもない話をしていた。 先月から、私の体調不良で、サークル活動が思うように出来ない日々が続いていた。 主人と顔を合わすのが嫌で、サークル活動に夢中になっていたため、かなり落ち込んでいた… そんな時、LINEで、 『一緒に飲みたいなぁ!』 とつぶやいたら、... 続きをみる
彼…
彼にも、ハイティーン以上の4人の子供がいる。 奥様にお会いしたこともある… 特別、夫婦仲が悪い訳ではないと思う。 彼の性格は、どちらかと言うと、自分の事はあまり言わないタイプ。 現在、単身赴任中…
私…
私には、主人と二人のハイティーンの子供がいます。 裕福ではないけれど、家族円満に、どうにか過ごしていた。…のは、いつ頃までだっただろう? 主人の風俗遊びや同僚女性との関係に悩み始めた頃から、私もおかしくなってしまった… ちょうどその頃、大学の同窓会があった。 当時、付き合っていたA君と再会し、恋心... 続きをみる
今…
今、同年代のY君に恋してます… きっと、彼も同じ気持ちになってくれていると… 彼とは、学生時代からの知り合い。 数年前から、とあるサークルで毎週会うことに。 人間的には、ユーモアもありながらも、常識的にもきちんとしていて、好感の持てる男性。 もちろん、社会的にもそれなりの方。 でも、恋愛対象として... 続きをみる