優しい眠り…
彼が赴任先に戻る日、デイユースで予約したホテルで、6時間を過ごした。
デパ地下で、自分用のスパークリングワインと、それに合う生ハムやサラダなどの盛り合わせと、柿の葉すしを買って、ホテルに向かった…
ウキウキとドキドキ…
彼が先にチェックインをしていてくれたので、私がホテルに着くと、彼が下りてきてくれた。
やっぱり、目を合わせられない私…
まだまだ、慣れない彼との関係…
部屋に入っても、やはり挙動不審になってしまう…
すぐにでも、ギュッとして欲しいのに…
小さなテーブルに、食事を並べた。
私はスパークリングワイン、彼はビールをグラスに注ぎ、乾杯!
時刻はお昼の12時を過ぎた頃。
照れ隠しで、ワインをゴクゴク…
空腹もあり、すぐに気持ちよくなってしまった。
そして、彼にしなだれかかる私…
やっぱり、お酒の力が必要…
『おっ、来たなぁー』
と、ちょっと嬉しそうな彼は、私の肩を引き寄せてくれた…
眠気も襲ってきて、目を瞑ると、とても心地よかった。
前夜も数時間しか寝ていなかったこともあり、彼の腕の中で、眠りに落ちてしまいそうたった。
すると、
彼は私を立たせ、抱えるようにしながら数歩先のちょっと大きめなダブルベッドに、私をころがせた…
あぁ…
まだ、何もされていないのに、子宮がきゅんとなった…
うつ伏せにベッドに転がった私に、彼はまたがった。
そして、ブラウスの上から、優しく背中からお×にかけて愛×してくれた。
衣服をはぎとられた後も、下着姿の私の背後を優しい手がさまよっていた。
眠気の中で、
ゆっくりと動く彼の優しい暖かい手が、
フワフワした気分にさせてくれていた。
寝返りをうとうとすると、
『そのまま寝てていいから…』
と彼。
いつの間にか、
何も身につけず、
仰向けになり、
彼に見下ろされていた。
あっ…!
私は、本当に眠りに落ちていた…
…
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